へへ・・・ (オレガン地方振興団体)

通勤時に電車を乗り換えるを寝ている俺にお知らせするバイブを鳴らしている。
今日はそれよりも早く次の電車の乗り換えたおかげで乗り換えてからバイブが鳴った。
ギュウギュウの席に座っていたので無理やり携帯を出し、バイブを止めて、ポケットにしまった。
少し浅く入ってしまったが眠いのでこのままにしておこう・・・Ｚｚｚｚｚｚ。

「携帯を落とした。」
会社の前で気付いた、落とした場所は乗り換えた電車に決まっている。
どうしよう・・・・とりあえず発信規制かけるか。意外と冷静だった。

～昼休み～
ネットや同期の話より調査した結果、当日なら駅員に言えば調査してくれるらしい。
誰かが持っていかずに無事駅に届いていることを祈りながら、駅へと向かう。
雨男の俺が外に出たせいか、もの凄いドシャ降りだった。

駅に着き、駅員さんに事情を説明すると色々と聞かれた。

「何を落としたんですか？」
「携帯です。」
「会社名は？」
「○○○○(俺の勤めている会社名)です。」
～沈黙が走る～
「いやそうじゃなくて携帯の会社です。」
「(顔を真っ赤にしながら)ソフトバンクです。」
「機種は？」
「シャープです。」
「型番とかわかりますか？」
「わかりません。」
「ストラップとかは何がついていますか？」
「・・・・・・(沈黙５秒）」
「あ、あらいぐまラスカルです。」
「ラスカルですか。今、探してもらいます。」
～調べ中～
「それらしきものが○×駅にあるみたいです。」
「わかりました、仕事が終わったら取りに行きます。ありがとうございました。」

仕事終了、○×駅忘れ物取扱所内

「すいません、電車内に忘れ物をしたんですが、忘れた物がここにあると聞いて来たんですけど、」
「落としたものは何ですか？」
「携帯です。ソフトバンクの茶色の携帯です。」
「ちょっと待っててね、今調べるから・・・・。」
～しばらくお待ちください～
「あ～これかな？(がさごそがさごそ）何かキーホルダーついてませんでしたか？」
「・・・・・・」
「あ、あらいぐまラスカルのキーホルダーがついてます。」
「あ～これはそうなのかな？はい、どうぞ。」

絶対聞かれると思ったけど二度もいわせんじゃねえええええええ